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2019年09月09日

夜更かしの生活習慣を改めると健康状態も改善するようです

異常に遅い就寝の夜更かしの人々は標準的な社会生活に合わせることが困難なだけでなく、夜更かしは健康問題、気分障害、パフォーマンスの低下および死亡率の上昇にも関連しています。そこで夜更かしの人の睡眠のパターンを2時間ほど早める研究が行われました。この研究では、22人の健康な人に対し、3週間にわたり、起床時間を2~3時間早めて起きたらすぐに明るい光を浴びること、夜は光を制限して以前より2~3時間早く就寝すること、起床と就寝の時間は平日と休日で同じにすること、起きたらすぐに朝食をとり昼食は以前と同じで夕飯は19時までに済ますことを求めました。その結果、試験参加者は、総じて就寝と起床の時間を2時間早めることができ、睡眠時間に変化はありませんでした。睡眠のサイクルを2時間早めたことにより抑うつ症状やストレスが軽減し認知の反応および身体のパフォーマンスが改善しました。社会生活に適応した時間に合わせたことで、精神衛生や身体のパフォーマンスが有意に改善することが明らかになりました。薬剤に頼らず家庭で夜更かしの生活習慣を改善できることが2019年のSleep Medicine誌で報告されました。

(Facer-Childs ER, et al. Sleep Med. 2019 Aug;60:236-247.)

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