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2019年08月08日

睡眠の状態は季節ごとに変わるようです

季節の変化が睡眠時間や睡眠の問題にどのように影響するか明らかにするために、日本の地域住民1,388人(15~89歳)を対象にしたアンケート調査に基づいて分析しました。睡眠時間は季節により変化し、冬に最も長く、夏に最も短く、その差は約11.4分でした。この変化は高齢層(65~85歳)と中年層(40~64歳)で認められましたが若年層(15~39歳)ではみられませんでした。睡眠の問題に対する季節の変化の影響は、中途覚醒/早朝覚醒と日中の過度の眠気が若年層に認められ、入眠困難と中途覚醒/早朝覚醒が中年層に認められました。中途覚醒/早朝覚醒は春に頻度が高く、これは新生活が始まる季節で心理的な要因が作用していると考えられます。高齢層の睡眠の問題に季節の変化の影響はみられませんでした。この研究結果は、2019年のPLoS Oneオンラインジャーナルで報告されました。

(Suzuki M. et al. PLoS One. 2019; 14(4): e0215345.)

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