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2019年06月19日

ナルコレプシーの早期診断に向けた取り組みが欧州で始まっています

ナルコレプシーは日中の過度の眠気とカタプレキシー(脱力発作)を特徴とする疾患です。小児期に発症しても、診断がつくまでに長期間要することが多く、患者の負担になっています。そこで、イタリアの研究者らは一般開業医や小児科医を対象に、「危険信号」を作成してナルコレプシーの特徴を示し早期診断を目指す取り組みを始めました。小児向けの「危険信号」には、1. 日中の過剰な眠気やカタプレキシー、2. 入眠時や寝起きの幻覚などの睡眠障害、3. 早発性思春期などの内分泌症状を挙げています。成人には1.と2.を適用し、それぞれに詳しい解説をつけています。これらの「危険信号」を作成することにより、ナルコレプシーがより広く認識されることが期待されています。この取り組みは欧州全体に広がる可能性があると思われます。この研究結果は、2019年にNeurological Sciences誌で報告されました。

(Luca Vignatelli, et al. Neurol Sci. 2019; 40(3): 447–456.)

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