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2019年09月09日

米国の10代の青少年の約1割に過眠症状がみられることが明らかになりました

最近は不眠症状に注目されがちで、過眠症状の有病率に関するデータが限られていることから、米国の研究者らは、代表的な米国の若者を対象にした大規模な疫学調査から睡眠のパターンや症状に関する情報を収集して、過眠症状の有病率を調査しました。13~18歳の6,483人の青少年を対象に、平日と週末の就寝時間、睡眠時間、精神状態等を基に眠気と過眠症状の関連を分析しました。その結果、対象者の41.5%が日中の眠気を感じ、11.7%が過眠症状の診断基準に合致しました。過眠症状の有病率は年齢に依存し青年女子に多い傾向がみられました。過剰な眠気と過眠症状は睡眠時間の短縮や就寝時間の後退と関連し、過眠症状は不眠症や精神的不調と有意に関連しました。睡眠障害と精神的不調との関連性の根底にある潜在的なメカニズムにはさらなる研究が必要であり、予防に向けた努力をしなければならないことが2019年のChild and Adolescent Psychiatry誌で報告されました。

(Kolla BP, et al. J Am Acad Child Adolesc Psychiatry. 2019 Jul;58(7):712-720.)

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