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2019年06月19日

週末の寝だめでは睡眠不足による代謝調節異常を防ぐことはできないようです

平日の睡眠不足を補うために我々はよく週末に寝だめをします。しかし、こうすることで睡眠不足による代謝調節異常を防ぐことができるのか否かは不明です。そこで米国の研究者らは、36人の若者を3つのグループ(9時間睡眠群、5時間睡眠群、平日5日間5時間→週末に回復睡眠→平日2日間5時間睡眠群)に分けて9日間観察しました。睡眠不足状態では、食後のエネルギー摂取および体重が増加し、インスリン感受性が低下しました。また、週末の回復睡眠時には、夕食後のエネルギー摂取は減少しましたが、5時間睡眠に戻るとエネルギー消費および体重は増加に転じ、インスリン感受性も減少しました。これにより、週末に回復睡眠をとっても再発した睡眠不足による代謝調節異常を防ぐことはできないことが示唆されています。この研究結果は、2019年にCurrent Biology誌で報告されました。

(Christopher M Depner, et al. Curr Biol. 2019 Mar 18;29(6):957-967.e4.)

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