トピックス

2019年05月10日

慢性腎臓病患者では十分に眠ることが疾患進行予防に重要です

腎機能が正常な人でも睡眠が適切にとれないと心血管疾患や死亡のリスクが上昇することが知られています。そこで慢性腎臓病患者では睡眠による影響を受けるのかどうかを調べる研究が日本の17の腎臓病センターで1601人を対象に実施されました。4年間のフォローアップの間に末期腎臓病を発症したのは282人で、6~7時間睡眠の人に比べて5時間以下では約2.05倍、8時間以上では約1.48倍の末期腎臓病の発症リスクが認められました。睡眠の質が不良の場合も発症リスクは1.33倍でした。慢性腎臓病患者では睡眠時間が長すぎても、短すぎても、また睡眠の質が悪い場合も末期腎臓病に至るリスクが上昇することが明らかになりました。この研究結果は、Clinical Journal of American Society of Nephrology誌で報告されました。

(Ryohei Yamamoto, et al. Clin J Am Soc Nephrol. 2018 ; 13 : 1825-1832.)

専門医からのメッセージムービー 過眠・睡眠に関する用語集 過眠症かな?と思ったらセルフチェック 睡眠表 お近くの医療機関 睡眠健康推進機構のサイトへ