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2019年02月06日

睡眠障害の女性では転倒や骨折のリスクが増えることがわかりました

睡眠障害は一般的にみられる症状ですが、転倒や骨折を引き起こす恐れがあります。睡眠と骨折や転倒との関係を明らかにするために、米国の一般閉経女性を対象とした大規模試験であるWomen's Health Initiative(WHI)に登録されている157,306人のデータを解析しました。転倒については7.6年間、骨折については12年間追跡調査しました。その結果、睡眠時間が毎晩7〜8時間の女性と比べて、5時間以下では転倒再発リスクが約28%上昇、10時間以上の女性では約25%上昇したことが分かりました。さらに熟睡していない、不眠症、中途覚醒などでも転倒再発のリスクが高くなりました。睡眠時間が5時間以下では上肢、下肢、体幹の骨折と関連していましたが、大腿骨頸部骨折との関連は認められませんでした。長すぎるあるいは短すぎる睡眠時間および睡眠の質の低下は、転倒再発のリスクを上昇させ、短時間睡眠では骨折のリスクと関連していることが、Journal of Bone and Mineral Research誌で報告されました。

(2018年11月)

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