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2018年08月10日

認知症リスク、死亡リスクと関連する睡眠時間が明らかになりました

日本人の一般高齢者における認知症リスクおよび死亡リスクと睡眠時間との関連性を調べた久山町研究の結果が九州大学の研究者らによって発表されました。対象は60歳以上の認知症のない高齢者。睡眠時間を自己申告してもらい、5時間未満、5時間以上7時間未満、7時間以上8時間未満、8時間以上10時間未満、10時間以上の5グループに分けて比較しました。死亡は、5時間未満と10時間以上で有意に多く、認知症の発症も同様でした。睡眠薬の利用が死亡および認知症に及ぼす影響については、睡眠薬を使用している人は、睡眠薬を使用していない睡眠時間5時間以上7時間未満に比べて、認知症リスクが1.66倍、死亡リスクが1.83倍でした。短時間睡眠および長時間睡眠、睡眠薬の使用は認知症および死亡の危険因子になることが九州大学の研究者らによってJournal of the American Geriatrics Society誌に発表されました。

(2018年6月)

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