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2018年08月10日

眠気の正体が明らかになりました

脳内にある80種類のタンパク質の働きが活性化すると眠くなり、眠りにつくと働きが収まるのを筑波大学の研究者らが発見しました。「スニップス」と名付けられたこれら一群のタンパク質は、覚醒している時間が長くなるにしたがって、活性化が進行することが明らかになり、眠気の正体と考えられます。寝不足マウスを使った実験では、眠くなると脳内のたんぱく質が活性化する「リン酸化」という反応が起き、眠るともとに戻ることが確認されました。リン酸化反応がおこらないようにする薬を与えると、マウスの眠気が収まりました。「スニップス」の多くは神経細胞が情報のやりとりをするシナプスの周辺に集中していることから、眠らない時間が長くなり過ぎて神経の情報伝達に支障が出ると、睡眠を促して神経の機能を回復させるのではないかと考えられています。この研究結果はNature誌に発表されました。

(2018年6月)

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