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2018年01月05日

体内時計は脳の働きに重要な役割を果たしています

多くの生命は、体の中に体内時計を備えており約24時間周期のリズム(概日リズム)を刻んでいます。体内時計を動かしているのは、時計の部品ともいえる「時計遺伝子」と呼ばれる遺伝子産物であることが知られています。そこで、岡山大学の研究者らは時計遺伝子の1つを取り除いたマウスを使って研究してみました。正常な脳組織では、血液などの脳内での移動を制限するシステム(血液脳関門)が働いていますが、遺伝子の欠如したマウスでは血液脳関門の働きが低下していました。アルツハイマー病などの神経変性疾患やうつ病などの精神疾患では、睡眠障害を合併することが知られています。時計遺伝子が欠損することで血液脳関門の機能が低下することが明らかとなり、血液脳関門の機能低下は神経変性疾患と関係することが知られています。この研究結果はJournal of Neuroscience誌で報告されています。

(2017年10月)

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