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2017年05月22日

高齢者が夜中に何度も目が覚めるのは高血圧のせいかもしれません

日本の高齢者を対象に日常の生活や睡眠の状態について質問紙を用いた調査を行いました。回答が得られた200人のうち81人が高血圧群に分類されました。高血圧群の96.3%が夜中に目が覚めると答え、そのうち10.5%が4回以上目が覚めると答えました。本来は、夜間眠りに落ちると血圧は低下しますが、高血圧の高齢者では夜間に血圧が低下しにくいという特徴がみられます。このため深い睡眠が得られにくくなり、何度も目が覚めるという結果になります。一方で、昼間、ボランティア活動をすると、夜中に目が覚める回数が減少して睡眠の質を高める可能性があります。ボランティア活動の緊張感から昼間の血圧は高まりますが、疲労感と充実感から夜中に目が覚める回数が減少すると推測されます。この研究結果は筑波大学の研究チームにより日本老年医学会雑誌に発表されました。

(2017年3月)

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