「過眠症」という病気をご存知ですか?

寝ても寝ても眠くてしかたがない

過眠症は、過剰な眠気が昼間のパフォーマンスに影響を与える、「睡眠」の病気です。夜、十分な睡眠をとっているにもかかわらず、仕事中や授業中など、本来しっかりとからだが活動しなければならない場面で強い眠気におそわれ、集中力が著しく低下し、さらに実際に眠りこんでしまいます。このような状態が1日に何度も、あるいは1日中継続して、毎日のように、繰り返しみられるのが過眠症の特徴です。日中の眠気(過眠症状といいます)は、多く の場合夜間睡眠の質や量の異常に伴って生じますが、これらの原因がないにもかかわらず、過眠症状が3ヵ月以上続く場合、過眠症が考えられます。

こうした過眠症状を放置すると、勉学や作業効率の低下など社会生活に支障が出るだけでなく、交通事故や産業事故を引き起こす危険性も潜んでいます。なかでも注意が必要なのが車の運転です。居眠り運転は自らの生命をおびやかすだけでなく、重大な事故にもつながりかねません。

毎日寝る時間が不規則で、睡眠不足になっている場合(睡眠不足症候群とよばれます)もありますから、まずご自分の睡眠習慣を振り返ってみて、もし思い当たることがあればそれを正す必要があります。

それでも、どうしても抑えられない昼間の強い眠気が何日も続くようであれば、医療機関できちんと検査を受け、治療することが大切です。

過眠症かな?と思ったら・・・セルフチェックしてみましょう

監修:本多 真 先生(東京都医学総合研究所 睡眠プロジェクト)

更新日:2018年10月01日

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